米 ワクチン接種25%に…外出増加もマスクは継続[2021/03/24 13:07]

 ワクチン接種が進んだことで新型コロナウイルスの新規感染者が減少傾向となっているアメリカで、外出する人が増えていることが世論調査で明らかになりました。

 アメリカでは23日までに新型コロナのワクチンを少なくとも1回接種した人が約8400万人に上り、人口の25%に達しています。

 CNNによりますと、民間の調査会社が約1000人を対象に19日から22日にかけて行った世論調査では、前の週にレストランで外食した人は全体の45%に上り、先月から12ポイント増えました。

 また、「親族や友人と会うために外出した」と答えた人も48%と去年10月以来、最も高い割合になったということです。

 ただ、8割が「ワクチンを接種した後もマスクの着用を続ける」と回答したほか、約6割が「コロナ以前の日常生活に戻るにはまだリスクを伴う」と答え、新型コロナへの警戒感はまだ根強い状況です。

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