五輪決勝で対戦 元選手が古賀さん追悼「最高の男」[2021/03/25 09:35]

 柔道家の古賀稔彦さんの死去について、オリンピックの決勝で金メダルを争ったハンガリーの元選手がANNの取材に対し、追悼の意を表しました。

 バルセロナ五輪銀メダリスト、ハイトシュ・ベルタラン元選手(55):「決勝は言葉にできないくらい本当に良い試合だった。この試合は柔道の歴史に永遠に残るだろう。彼は最高の男だった。練習中の振る舞いも何度も見たが、人間的にも素晴らしかった」

 1992年のバルセロナオリンピック決勝で古賀さんに敗れたハンガリーのハイトシュ氏は24日、「敵ではなくお互いを尊敬し合っていた」などと述べ、古賀さんの死を悼みました。

 バルセロナ五輪銀メダリスト、ハイトシュ・ベルタラン元選手:「あなたは偉大な勇士だった。安らかにお眠り下さい」

 現在、ハイトシュ氏は地元の柔道場の師範を務めていて、古賀さんとの対戦を悔しさの入り混じった懐かしい気持ちで今でも思い出すということです。

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