仏の柔道選手 海外客ゼロに「荷物忘れた旅のよう」[2021/03/25 13:16]

 オリンピック2連覇中のフランスの柔道選手が東京大会では海外からの観客を受け入れないと決まったことについて、「荷物を忘れて旅に出るようだ」と語りました。

 フランス、テディ・リネール選手:「(会場に)家族がいないということは、まるで一つ荷物を忘れて旅に出るようなものです。でも、人生の試練の一つ。大会があることだけでもすごいことです」

 フランスの男子柔道100キロ超級、リネール選手はロンドン、リオデジャネイロとオリンピック2大会連続で金メダルを取っています。

 3連覇を目指す東京大会で海外からの観客受け入れ取りやめが決まったことはやむを得ないとしたうえで、無観客は避けてほしいと述べました。

 フランス、テディ・リネール選手:「無観客よりも会場に観客がいる方がずっといいと思います。日本の観客は雰囲気を作ってくれる人たちですから」

 また、この日亡くなった古賀稔彦さんについては次のように語りました。

 フランス、テディ・リネール選手:「偉大なチャンピオンでした。柔道の伝説とも言えるチャンピオンでした。彼の柔道は素晴らしいものでした」

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