ブラジルで死者1日3000人超 大統領退陣求める声[2021/03/25 11:28]
新型コロナウイルスの感染拡大が深刻なブラジルでは一日の死者が3000人を超えました。感染対策に消極的なボルソナロ大統領の退陣を求める声が高まっています。
ブラジル保健省は新型コロナウイルスによって23日に3251人が死亡したと発表しました。
各地で医療崩壊が起きていることも影響し、累計の死者は24日に30万人に達しました。
感染対策より経済活動を優先する考えを示してきたブラジルのボルソナロ大統領は「変異ウイルスが困難をもたらしている」とし、「今年をブラジル人にとってワクチンの年にする」と述べました。
批判をかわそうとする発言ですが、ボルソナロ大統領の退陣を求める声が高まっています。