仏がフランスパンを文化遺産に推薦 タイはあの料理[2021/03/27 04:11]

 フランス政府は国民食「フランスパン」のバゲットについて、ユネスコ(国連教育科学文化機関)の無形文化遺産に推薦することを決めました。

 フランス文化省は26日、ユネスコの無形文化遺産の候補に「バゲットの熟練の技術とその文化」を推薦すると発表しました。

 フランスパンのバゲットは水・小麦粉・塩・酵母の4種類の素材だけで作りますが、練り方や焼く時間など独特の技術によって店の数ほど違う味ができるといわれています。

 バゲットを購入した客:「日常生活の一部です。うちの食事にはいつでもバゲットがありますよ」

 パン店のオーナー:「(製法は)秘密ですよ。こしらえ方ですからね。どのパン屋にもそれぞれのタッチがあるんですよ」

 一方、タイ政府はタイ名物のスープ料理「トムヤムクン」を推薦することを閣議決定しました。

 食にまつわる無形文化遺産としてはこれまで日本の和食文化、韓国のキムチ文化などが登録されています。

 今年の推薦は今月で締め切られ、来年秋ごろに結果が発表されます。

▲このニュースはテレビ朝日が開発した「AIxCGアナウンサー 花里ゆいな」がお届けしています。

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