WHO武漢報告書に「中国介入」示唆 米国務長官[2021/03/29 10:43]

 アメリカのブリンケン国務長官はWHO(世界保健機関)が中国・武漢で実施した新型コロナウイルスを巡る調査の報告書について、中国政府が介入した可能性を示唆し、懸念を示しました。

 米・ブリンケン国務長官:「報告書の作成方法に大きな懸念がある。中国政府が作成を手助けしたようだ」

 ブリンケン国務長官は28日に放送されたCNNテレビのインタビューで近く発表されるWHOの武漢での調査報告書について、中国政府が介入した可能性を示唆し、透明性を確保する重要性を強調しました。

 一方、新型ウイルスの感染拡大初期の中国の対応を巡っては「過去のことを説明する必要はある」と述べるにとどめ、厳しい批判を控えました。

こちらも読まれています