米国務長官 WHO“武漢”報告書に懸念 中国は反発[2021/03/29 20:10]

 アメリカのブリンケン国務長官がWHO(世界保健機関)による武漢での調査の報告書に懸念を示したことに対し、中国外務省は「非難は受け入れられない」と反発しました。

 ブリンケン国務長官は28日、CNNテレビのインタビューで、近く発表されるWHOの武漢での調査報告書について「中国政府が作成を手助けしたようだ」と述べ、中国側が介入した可能性を示唆し、懸念を示しました。

 これに対し、中国外務省は29日、「アメリカの非難は受け入れられない」と反発しました。

 中国側はさらに、武漢での調査が行われている際に、WHO側の要望に応じて武漢ウイルス研究所など9カ所を案内したと強調したうえで専門家らが「中国は想像以上にオープンだったと述べた」と主張しました。

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