中国 香港の“選挙制度見直し案”全会一致で可決[2021/03/30 15:51]

 中国で香港の選挙制度の見直し案が可決されました。香港の議会から事実上、民主派が排除されることになります。

 中国の全国人民代表大会常務委員会は30日、香港の選挙制度見直し案を全会一致で可決しました。

 見直し後は、立法会の定数を70から90に増やす一方で、一般市民の投票枠を35から20に減らし、民意を反映する投票枠が大幅に減らされます。

 また、候補者は国家安全部門などによる事前審査が義務付けられ、中国共産党に批判的な候補者は排除されます。

 香港の民主派は今後、選挙への立候補が難しくなるとみられます。

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