「日本の男女格差」世界で活躍する女性が問題指摘[2021/03/31 23:41]

 日本で男女格差「ジェンダー・ギャップ」の解消が進まない現状を受け、世界で活躍する日本の女性が日本社会の構造問題などを指摘しました。

 国連事務次長・中満泉氏:「女性が自信を持てない社会構造になっていると、それは本当にそうだと思う。様々な目に見えない、色々な差別的な、そして偏見を助長するような習慣や構造がまだまだたくさんある」

 軍縮担当として日本人女性で初めて国連のナンバー3を務める中満さんが27日、オンラインセミナーで女性の活躍を阻む日本社会の構造について指摘しました。

 コロンビア大学客員教授・本田桂子氏:「生産性を上げながら物事を進めていくことは可能だし、女性がリーダーシップを取っていくことは可能だと思う」

 同じセミナーに出席した本田さんは世界銀行のグループ組織のトップを務めた経験を踏まえ、女性たちももっとチャレンジすべきだと語りました。

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