ミャンマー避難の少数民族 タイは受け入れに消極的[2021/04/01 07:57]

 ミャンマー国軍の空爆から逃れようとタイに避難してきた少数民族の大半がミャンマー側に退去させられています。

 ミャンマー東部のカイン州では、少数民族「カレン族」の人々約3000人が隣国のタイに避難しました。

 けがをした7人は病院に運ばれて入院していますが、タイ政府は治療が終わり次第、送り返す方針です。

 31日には300人の避難民が送り返されていて、少数民族の支援団体は避難民の長期受け入れに消極的なタイ政府の対応を批判しています。

 一方、拘束が続いているアウン・サン・スー・チー氏の担当弁護士はスー・チー氏とビデオ通話で初めて会話したと明らかにしました。

 弁護士によりますと、スー・チー氏の健康状態は良く、「国民の健康を願っています」と話していたということです。

 4月1日には2度にわたって延期されていたスー・チー氏の審理が予定されています。

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