米バイデン大統領 220兆円規模の投資計画を発表[2021/04/01 08:38]

 アメリカのバイデン大統領は約220兆円規模のインフラ投資計画を発表しました。「雇用を生み出し、中国との競争に勝つ」と強調しています。

 アメリカ、バイデン大統領:「世界で最も強靭(きょうじん)で革新的な経済を生み出すことになる。表面的なものではない。これは我々が見たこともやったこともない規模の投資になる」

 バイデン大統領は31日、8年間で220兆円規模に上る大型投資の計画を発表し、「良い待遇の職を増やすことが中国に勝つことにつながる」と対抗する姿勢をあらわにしました。

 計画には老朽化した道路や橋の補修のほか、気候変動への対策として電気自動車の充電設備を2030年までに50万カ所に増やすことなどが盛り込まれています。

 財源についてはトランプ政権が大幅に引き下げた法人税を再び引き上げることなどで確保する方針ですが、野党・共和党からは「法人税の引き上げはアメリカの競争力の痛手になり得る」との批判も上がっています。

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