ワクチン工場で製造ミス 1500万回分を廃棄処分[2021/04/01 10:39]
新型コロナワクチンを製造しているアメリカのジョンソン・エンド・ジョンソンの工場で間違った成分を混入するミスがあり、1500万回分のワクチンが使えなくなりました。
31日付のニューヨーク・タイムズによりますと、東部メリーランド州のワクチン製造工場で誤った成分を混ぜて製造したため、ジョンソン・エンド・ジョンソンのワクチン1500万回分が廃棄処分となりました。
工場は別の会社が運営していて、原因は人為的ミスと特定されたということです。
アメリカではオランダで製造されたワクチンが使われてきましたが、4月からはこの工場のワクチンが使用される予定で、今後、供給に遅れが出そうです。
政府関係者は、バイデン大統領が掲げたワクチン供給目標は達成できるとしています。