正恩氏「自立経済力を誇示」 住宅団地現場を再視察[2021/04/01 11:32]

 北朝鮮メディアは金正恩総書記が平壌市内で建設が始まった住宅団地の現場を再び視察し、「自立経済の力を誇示する」と述べたことを報じました。

 1日付の労働新聞によりますと、金総書記は視察にあたり「人民に発展した生活環境を提供する」と建設の意義を強調したうえで、「自立経済の潜在力を改めて誇示すべきだ」と述べたということです。

 過去の報道から金総書記は同様の現場に繰り返し足を運んでいることがうかがえ、住宅不足の解消を掲げて人民の暮らしに寄り添う指導者像をアピールしているとみられます。

 また、相次ぐミサイル発射でアメリカなどとの緊張が高まるなかでも自力での経済発展が可能だと誇示する狙いもありそうです。

 (C)労働新聞4月1日付

こちらも読まれています