ミャンマー国軍“停戦宣言”に武装組織が疑念と反発[2021/04/03 10:17]

 ミャンマー国軍が対立する武装勢力に対して1カ月間の停戦を宣言したことを受け、少数民族「カレン族」の武装組織は反発を強めています。

 国軍はクーデターに抗議する市民らへの弾圧を強めていて、ミャンマーの人権団体によりますと、これまでに543人が死亡しています。

 国軍側はデモ隊を保護する立場を取る少数民族武装組織との対立も強めていて、少数民族「カレン族」が住む南東部カイン州などに複数回の空爆を行っています。

 衝突の激化が懸念されるなか、国軍側は先月31日、対立する武装勢力に対して1カ月間の停戦を宣言しましたが、カレン族の武装組織の司令官は反発しています。

 カレン族武装組織の司令官:「ミャンマー軍は(“停戦”の1カ月で)物資の備蓄や兵力の増強を計画しているのでしょう」

 この司令官はミャンマー軍が攻撃を続けるのであれば報復を行うと話しました。

 一方、国軍側は停戦宣言後の2日夜にも武装勢力の拠点を攻撃したと地元メディアが伝えていて、事態収束に向けて不透明な状況が続いています。

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