トラック側「サイドブレーキ掛けた」 台湾列車事故[2021/04/04 11:03]

 台湾で51人が死亡した列車脱線事故で、列車と衝突したトラックの運転手が「サイドブレーキを掛けた」と話していることが分かりました。

 台湾東部で2日に起きた列車事故では乗客ら51人が死亡し、日本人2人を含む198人が負傷しました。

 線路に滑り落ちたトラックはサイドブレーキがしっかり掛けられていなかったとみられていますが、3日、トラックの運転手が台湾メディアの取材に対して「サイドブレーキを掛けた」と話していることが分かりました。

 捜査当局はトラックの会社を捜索し、運転手から話を聞くなど事故原因の究明を進めています。

 3日午後、事故現場には多くの遺族が訪れ、亡くなった家族の名前を呼び、「一緒に帰ろう」などと言葉を掛けていました。

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