米国で空港利用者が急増 「リスク低い」指針影響か[2021/04/06 10:47]

 新型コロナウイルスのワクチン接種が進むアメリカで、春の行楽シーズンを迎え空港を利用する旅行者が急増しています。

 CNNによりますと、4日のイースター(復活祭)に向けて2日に空港を利用した人はアメリカ全土で約160万人に上りました。

 アメリカで新型コロナウイルスの感染拡大が始まった去年3月以来の人出で週末にかけて多くの人が飛行機で移動しました。

 CDC(疾病対策センター)がワクチン接種を完了した人については、マスクなどの感染対策を取れば国内旅行のリスクは低いとする新たな指針を出したことも影響したとみられています。

 これまでアメリカ全土で5700万人余りがワクチン接種を済ませていますが、複数の州では感染者が増えていて、渡航者の増加が懸念されています。

こちらも読まれています