中国空母が台湾周辺で軍事訓練 沖縄宮古間を南下[2021/04/06 13:37]

 中国国防省は空母「遼寧」を中心とする艦隊が台湾周辺の海域で訓練を実施したと発表しました。

 訓練を行ったのは空母「遼寧」を中心に編成された艦隊で、国防省は「台湾周辺の海域」と説明しています。

 中国海軍の報道官は「年度計画に基づく定例の訓練だ」とし、「国家の主権と安全を守る能力の向上に役立つ」と述べました。

 さらに、「今後も同様の訓練を常態的に行う」と明らかにしていて、蔡英文政権や台湾との関係強化を図るアメリカを牽制(けんせい)する狙いとみられます。

 日本の防衛省は4日に遼寧など6隻の艦船が沖縄本島と宮古島の間を南下し、太平洋に入ったのを確認したと発表していました。

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