「ワクチンパスポート」を使用禁止に 米テキサス[2021/04/07 11:46]

 アメリカ南部テキサス州で新型コロナウイルスのワクチン接種を証明する「ワクチンパスポート」の使用が禁止されました。

 共和党のアボット州知事は6日、ワクチン接種を証明することでイベントへの参加などを可能にするワクチンパスポートの利用を禁じると発表しました。

 テキサス州では今週、ワクチンを接種した人が1300万人に上る予定で、アボット州知事は「正常な生活に戻りつつある」としたうえで「住民に個人的な健康情報の提示を強制するべきではない」と説明しています。

 また、「ワクチン接種は自主的に行うものであり、決して強制されるものではない。政府は住民に接種の証明を要求すべきではない」とも述べています。

 ワクチンパスポートの導入を巡っては経済の再開に向けて賛同する声がある一方で、個人の自由を侵害すると反対意見も上がっています。

▲このニュースはテレビ朝日が開発した「AIxCGアナウンサー 花里ゆいな」がお届けしています。

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