言葉の壁解消へ NYで“ワクチンバス”現場に通訳も[2021/04/08 11:07]

 新型コロナウイルスのワクチン接種が進むアメリカ・ニューヨークでは、移民などが多く住む地区でバスを使った移動型の接種が始まりました。

 7日、ニューヨーク市内の中国系の住民が多い地域でワクチン接種の専用バスが停車し、約120人が新型コロナの予防接種を受けました。

 母国語が英語ではない移民や有色人種層の接種率を高める狙いで、現場で通訳が案内するほか、資料は12の言語に対応しています。

 バスは今後、ヒスパニック系などが多い地区に移動する予定です。

 ワクチンは1度の接種で予防効果が得られるジョンソン・エンド・ジョンソン製のものが使用されています。

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