韓国“第4波”に現実味 ワクチン計画へ影響懸念も[2021/04/08 12:15]

 韓国で新型コロナウイルスの感染の再拡大が止まらず、感染拡大「第4波」が現実味を帯びてきました。今後のワクチン接種計画への影響も懸念されています。

 8日発表の韓国の新型コロナの新規感染者は、前の日から32人増えて700人でした。

 新規感染者が700人台となるのは感染拡大「第3波」を受けた1月5日以来です。

 韓国政府も「第4波への分岐点」と警告しているものの、残された手段は少なく社会的な疲弊もたまっていることから、さらなる対策の強化は難しい状況です。

 今後、感染拡大が続いて第4波が到来すれば、6月までに1200万人にワクチンを接種するとした政府の計画にも支障が出るとみられます。

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