与党に“圧勝”呉世勲ソウル新市長が初登庁[2021/04/08 23:39]

 韓国のソウル市長選挙で与党候補を破って当選した呉世勲(オ・セフン)氏が初登庁し、「来年の政権交代の礎を築く」と述べました。

 呉新市長は8日、ソウル市役所に着くと職員らと「グータッチ」であいさつを交わしました。

 7日に実施されたソウル市長選挙は来年3月に予定される次期韓国大統領選挙の「前哨戦」とされ、「文在寅(ムン・ジェイン)政権への審判」を訴えた最大野党候補の呉氏が与党候補に圧勝しました。

 呉氏は初登庁の後、野党の総会に出席し、「政権交代の礎を築くため全力を尽くす」と抱負を語りました。

 任期は来年6月までですが、その間、首都のトップとして政府・与党ににらみを利かせ、牽制(けんせい)する役割を担うとみられます。

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