ファイザー 12歳から15歳へのワクチン使用を申請[2021/04/10 06:59]

 アメリカのファイザー社などは新型コロナウイルスのワクチンについて、12歳から15歳の子どもにも接種できるようアメリカの当局に申請しました。

 ファイザー社とビオンテック社は9日、ワクチンの接種対象を12歳から15歳にも広げるため、アメリカFDA(食品医薬品局)に対し、「緊急使用許可」の修正を要請したと発表しました。

 ファイザー製のワクチンは去年12月に緊急使用を許可され接種が進められていますが、これまでは16歳以上を対象としてきました。

 12歳から15歳を対象とした治験では100%の有効性を示し、副反応の出方も16歳から25歳の治験参加者の反応とほぼ同じだったということです。

 アメリカでは変異ウイルスの拡大とともに若者の間での感染が広がっていて、対策が求められています。

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