“圧力には屈しない”ミャンマーメディアが熱意語る[2021/04/10 10:22]

 隣国タイから発信を続けるミャンマーメディアの編集長がANNのインタビューに応じ、国軍の圧力に屈さずニュースを出し続けると報道への熱意を語りました。

 ミャンマーメディア「イラワジ」、アウンゾー編集長:「人々はミャンマーで日々何が起きているのか知りたいのです。私たちの仕事はより重要になってきています」

 ミャンマーメディア「イラワジ」のアウンゾー編集長は1988年の民主化運動に参加し、その後にイラワジを設立、これまでタイを拠点にニュースを発信してきました。

 国軍は抗議デモの様子を積極的に発信するメディアへの圧力を強めていて、イラワジは先月、国軍や政府職員の職務に悪影響を与えるような情報を発信したとしてメディア組織としてクーデター後、初めて告発されました。

 ミャンマーメディア「イラワジ」、アウンゾー編集長:「我々はもう自由に国内で活動することができなくなっている」

 アウンゾー編集長は記者の活動が制限されるなかで、多くの市民が動画や写真の撮影、提供に協力しているとし、独立系メディアとして今後もニュースを発信し続けるとしています。

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