ゴーン被告を聴取へ 仏検察当局が来月レバノンへ[2021/04/11 12:11]

 フランスの検察当局が日産自動車の元会長、カルロス・ゴーン被告を聴取するために来月、レバノン入りする予定だと分かりました。

 AFP通信によりますと、フランスの検察当局は来月17日にレバノンに入り、ゴーン被告の聴取を初めて行うということです。

 検察側は、ルノーの資金で開いたとされるベルサイユ宮殿でのパーティーやオマーンの代理店を使って数億円の資金を自身に還流させた疑いなどについて直接、話を聞くものとみられています。

 ゴーン被告側はこれまで不正を否定しています。

 聴取は当初、1月に予定されていましたが、新型コロナウイルスの感染拡大で延期されていました。

 おととし12月、保釈中だったゴーン被告は日本から逃亡し、現在はレバノンで生活しています。

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