エクアドル大統領選 右派候補が勝利[2021/04/12 18:40]

 南米エクアドルで大統領選挙の決選投票が行われ、右派の候補が当選しました。

 エクアドルで11日、任期満了に伴う大統領選挙の決選投票が行われ、地元メディアなどによりますと、元銀行頭取で右派のギジェルモ・ラソ氏が左派のアンドレス・アラウス元知識・人的能力調整相を破り、当選しました。

 ラソ氏:「きょうは歴史的な日です。すべてのエクアドル人が自分たちの未来を決めた日です。国民は変化の必要性とすべての人にとって、より良い日々への願望を示しました」

 選挙管理委員会によりますと、開票率97%で、ラソ氏が52.5%アラウス氏が47.5%の得票となっていて、アラウス氏は敗北を認めました。

 エクアドルは新型コロナウイルスの影響で経済が低迷していて、ラソ氏は雇用創出のための積極的な外資導入や農業分野への投資拡大を公約としていました。

 就任は来月24日で、任期は4年間です。

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