イスラム諸国で「ラマダン」 新型コロナの拡大懸念[2021/04/14 09:39]

 中東などイスラム圏の多くの国で13日から断食月「ラマダン」が始まりました。日没後には大勢の人が集まることが予想されることから、新型コロナの感染拡大が懸念されています。

 ラマダンはイスラム教徒にとって神聖な月とされていて、ほとんどの信者が日の出から日没まで断食を行います。

 日没後には「イフタール」と呼ばれる豪華な食事を家族や友人ら大勢で食べる習慣などがあることから、新型コロナの感染拡大が懸念されています。

 また、今回は感染拡大後、2回目のラマダンのため自粛疲れを心配する声もあります。

 エジプトでは去年より規制が緩和され、夜の集団礼拝が行えるようになったほか、レストランやカフェも夜遅くまでの営業が認められたため、人と接触する機会が増えることが予想されます。

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