「黒人の日常的差別」を体験する仮想現実ゲーム開発[2021/04/16 13:08]

 ブラック・ライブズ・マター運動のきっかけとなったジョージ・フロイドさんを死なせた元警官の裁判が進むなか、仮想現実で黒人が日常に受ける差別を描いたゲームが開発されています。

 ゲームを開発したブライアント・ヤングさん:「(16歳の時)お父さんが『ブライアント、書類は小物入れにあるから書類を小物入れから出してくれないか』と言った。私が小物入れに手を出そうとしたら、横目で警官が銃を取り出そうとするのが見えた。警官は『何て言った?何て言った?』と叫び始めて、それが私の警官との初めての接触だった」

 カリフォルニア州のプログラマーのヤングさんは、自身の体験を元に黒人の日常的な差別を訴えるゲームを開発しています。

 ゲームを開発したブライアント・ヤングさん:「黒人コミュニティーの我々は前からこんなことが起きていると知っていて、今は単にアメリカでの不正義により多くの注目が集まっているだけだ」

こちらも読まれています