「日本は米中の間でジレンマに」仏紙が風刺画[2021/04/16 19:55]

 16日の日米首脳会談を前に、フランスの新聞が「日本はアメリカと中国の間でジレンマにある」とする分析記事と風刺画を掲載しました。

 フランスのレゼコーは15日付の紙面に「アメリカと中国の間での選択日本のジレンマ」というタイトルで記事を載せました。

 日本が日米同盟と中国への経済的依存の間で揺れていると指摘しています。

 風刺画にはアメリカ人と中国を象徴するパンダ、日本を示す人物が登場し、アメリカと中国の間に張られた綱の上で日本がバランスを取ろうとしている様子が描かれています。

 菅総理大臣がバイデン大統領と初めて対面で会談する外国の首脳となるのは「名誉」だとする一方で、中国の新疆ウイグル自治区での人権問題や台湾を巡る問題でアメリカ側から明確な姿勢を示すよう迫られる可能性を指摘しています。

 風刺画のアメリカ人は日本に手招きをする一方で、背後にはさみを隠し持っています。

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