フィリップ殿下“自ら開発”の霊柩車に[2021/04/17 02:19]

 イギリスのフィリップ殿下の葬儀を17日に控えるなか、殿下自身も開発に携わった特注の霊柩車(れいきゅうしゃ)が公開されました。

 公開された霊柩車は、2003年から16年にわたり準備が進められていたもので、フィリップ殿下自身も工場を訪れるなどして開発に携わりました。

 第二次世界大戦では海軍の中尉として従軍し、軍に強い思い入れのある殿下の要望が反映され、軍用車両に使われるカーキ色に塗装されています。

 17日の葬儀では霊柩車を先頭にして王室メンバーがウィンザー城内を行進します。

 この行進で、確執が指摘されているウィリアム王子とヘンリー王子は隣り合って歩かないことが分かりました。

 イギリスメディアによりますと、「エリザベス女王の意向を反映している」ということです。

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