チェコがロシアに「最後通告」 外交官追放めぐり[2021/04/22 08:02]
中央ヨーロッパのチェコは自国の外交官の追放を決めたロシアに対し、撤回しなければロシアの外交官の大量追放に踏み切るという「最後通告」を突き付けました。
21日にチェコのクルハネク外相は日本時間22日午後7時を期限としてロシアに対し、チェコの外交官20人の追放を撤回するよう求める「最後通告」を発表しました。
要求に従わなければ、現在、チェコに駐在するロシアの外交官をさらに20人程度、追放すると警告しています。
タス通信によりますと、この要求に対してロシア外務省のザハロワ報道官は「我が国に対してこうした物言いは許されない」と猛反発しています。
両国の関係を巡っては、チェコが2014年に国内で起きた爆破事件にロシアの外交官が関与したと発表したことをきっかけに外交官の追放の応酬が続いています。