仏でロックダウン緩和へ…「時期尚早」と批判も[2021/04/23 07:35]

 フランスで来月からロックダウンを段階的に緩和する案が発表されました。ただ、新型コロナウイルスの感染状況は深刻だとして「時期尚早」との批判も出ています。

 フランス政府は22日、「第3波のピークは過ぎたようだ」としてロックダウンの緩和案を発表しました。

 来月3日に移動の制限を解除するということです。

 ただ、新規感染者の数は今も一日3万人を超えていて、病床の逼迫(ひっぱく)も続いています。

 パリ市民:「フランスの状況はまだ改善していないから、もう少しだけ我慢しないといけないと思います。もう一年も辛抱してきたのだから、あと1、2カ月待ってもいい。そうしたらバカンスを満喫できるかもしれないでしょう」

 政府は、感染状況次第で来月中旬ごろからカフェのテラス席や商店も再開させる方針です。

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