インドで医療用酸素不足が深刻　コロナ患者20人死亡

　インドでは新型コロナの感染拡大で医療用酸素の不足が深刻化しています。病院で患者が吸入する酸素の圧力が低下する事態が起き、少なくとも20人が死亡しました。

　地元メディアによりますと、インド・ニューデリーの病院で23日、少なくとも20人の新型コロナの患者が吸入する酸素の圧力が低下した影響で死亡しました。

　インドでは、新型コロナの感染拡大で医療用酸素の不足が問題になっています。

　インド政府は軍用機や特別列車などを使って医療用酸素を各地の病院へ届けていますが、感染者の増加に追い付いておらず深刻さは増しています。

　インドでは24日、一日の感染者数が約34万人に上っています。