中国、海事局の権限強化 尖閣や南シナ海の緊張懸念[2021/04/29 20:46]

 中国は海上での安全監督を担う海事局の権限を強化しました。尖閣諸島周辺で緊張が高まる懸念も指摘されています。

 中国の国会に相当する全国人民代表大会の常務委員会は29日、領海などでの航行ルールを定めた「海上交通安全法改正案」を可決しました。

 9月1日からの施行で、2月に施行された「海警法」に続く海洋関連の法整備となり、海事当局の権限が強化されました。

 草案によりますと、外国籍の船舶が、「中国の領海の安全を脅かす」可能性があれば、海事管理機関が退去を命じる権利があるという内容が盛り込まれました。

 中国は尖閣諸島を「固有の領土」と主張し、その周辺海域も「領海」とみなしていることから、尖閣諸島の周辺や南シナ海で緊張が高まる懸念も指摘されています。

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