中国反発「米中 生きるか死ぬかの決闘ではない」[2021/04/29 22:36]

 アメリカのバイデン大統領が演説で中国との対抗姿勢を鮮明にしたことに対して中国外務省は、米中両国の競争は「生きるか死ぬかの決闘ではない」と反発しました。

 中国外務省は、29日の会見で「協力が米中関係の中心となるべきだ」と述べ、関係改善の必要性を強調しました。

 そのうえで米中間に競争があるのは当然だと指摘し、「これは互い競い合う競技であって生きるか死ぬかの決闘ではない」との考えを示しました。

 「アメリカは負け惜しみを言わず理性的に中国の発展を捉えるよう望む」とも述べています。

 バイデン大統領は就任100日の演説で習近平国家主席を「専制主義者」と呼び、「未来はアメリカにある」と述べ、中国との対抗姿勢を鮮明にしています。

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