日米外相会談 対中国など緊密な連携で一致[2021/05/04 06:43]

 G7外相会合に出席するためイギリスを訪問中の茂木外務大臣はアメリカのブリンケン国務長官と会談し、中国や北朝鮮問題で緊密に連携することで一致しました。

 日米外相会談は3日、「自由で開かれたインド太平洋」の実現や新型コロナウイルスを巡る状況について議論が交わされました。

 中国を巡っては先月の日米首脳会談で共同声明に盛り込まれた「台湾海峡の平和と安定の重要性」を再確認し、同盟を強化していくことなどで一致しました。

 また、ブリンケン長官はバイデン政権の新たな北朝鮮政策を説明するとともに拉致問題の早期解決に向けたアメリカの関与を表明しました。

 一方、ブリンケン長官と韓国の鄭義溶(チョン・ウィヨン)外相との会談も開かれ、「朝鮮半島の非核化」に向けて日米韓3カ国の協力も含め、連携していくことを確認したということです。

 5日にも去年2月以来となる日米韓外相会談を開く方向で調整が行われています。

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