カナダが12−15歳のワクチン接種初承認[2021/05/06 04:46]

 カナダ政府は世界で初めてファイザー社の新型コロナワクチンを12歳から15歳に接種することを承認しました。

 カナダ政府の保健当局は5日、ファイザー社のワクチンを12歳から15歳に使用することを承認すると発表しました。

 ファイザー社は3月に12歳から15歳でのワクチンの有効性は100%で、強い免疫ができるとする治験の結果を公表していました。

 アメリカも近くこの年代のワクチンの使用を承認する見通しですが、カナダの承認が世界で初めてのケースとなります。

 アメリカではワクチン接種が進むにつれて接種のペースが落ちてきていて、子どもへの接種拡大に期待する声がある一方、子どもの感染リスクが低いとみられることからワクチン接種に慎重な意見も聞かれます。

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