コロナで死去 KENZO創業者・高田賢三氏の遺品展示[2021/05/07 07:29]

 新型コロナウイルスで亡くなった世界的なファッションデザイナー・高田賢三さんの遺品がオークションにかけられるのを前にパリで展示されています。

 ファッションブランド「KENZO」の創業者・高田賢三さんは去年10月、新型コロナウイルスにより81歳で亡くなりました。

 会場には亡くなるまで暮らしていたパリの住居が再現され、自ら描いた絵画など750点ほどが展示されました。

 各地で収集した衣装や家具もあり、世界で愛されたデザインの源をうかがい知ることができます。

 オークション責任者、ステファン・オーベルさん:「賢三さんはコレクターでした。世界中から集めたものに囲まれて生活していました。すべての文化を融合して彼の世界観は作り出されました」

 オークションでは服飾品は高いもので日本円で8万円ほど、家具や調度品は高いもので500万円以上の値が付くと予想されています。

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