バッハ会長は「ぼったくり男爵」米紙がIOC批判[2021/05/07 12:43]

 アメリカのワシントン・ポストはコラムで、IOC(国際オリンピック委員会)のバッハ会長を「ぼったくり男爵」と呼び、東京オリンピックの開催を中止すべきと主張しました。

 ワシントン・ポストは、5日のコラムでIOCのバッハ会長をぼったくり男爵と、その他のメンバーを「金メッキの偽善者たち」と表現したうえで、「東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けて前進させているのは金だ」と指摘しました。

 施設の建設などの費用は開催国が負担する一方で、IOCがオリンピックの開催によってライセンスの収益や放映権料を手にすることを指摘し、新型コロナの感染が懸念されるなかで開催の方針を示してきたIOCを批判しました。

 また、日本で新型コロナウイルスのワクチン接種が進んでいない状況を踏まえ、「開催の中止は難しいことだが、それが解決策にもなる」と日本政府に対して開催を中止すべきと主張しました。

こちらも読まれています