妊婦へのAZワクチン接種停止 死亡例受けブラジル[2021/05/12 18:36]
ブラジル政府が妊婦への一部新型コロナワクチンの接種停止を決めました。
ロイター通信によりますと、ブラジル政府は11日、アストラゼネカ製の新型コロナウイルスのワクチンについて、妊婦への接種を全国的に停止しました。
保健当局は、10日に脳卒中で亡くなった妊婦が死亡する5日前にアストラゼネカのワクチンを接種したことから関連している可能性があるとしています。
停止の対象となるのはアストラゼネカ製のみで、ブラジルで使用されている中国製のワクチンとアメリカのファイザー製には適用されないということです。
ただ、保健当局はその他の事例は報告されていないとしています。