国連安保理一致せず イスラエルとパレスチナ衝突で[2021/05/13 11:48]
イスラエルとパレスチナとの間で続く激しい軍事衝突を受けて、国連の安全保障理事会が非公式に緊急会合を開きましたが、一致した対応を示せませんでした。
安保理は12日、イスラエルとパレスチナの軍事衝突を受け、10日に続き2回目の緊急会合を開きました。
会合の後、フランスやノルウェーなどヨーロッパの4カ国は、「ロケット弾の発射や空爆は容認できるものではない」と双方を非難し、直ちに暴力を停止するよう求める声明を出しました。
一方、アメリカは自制を促しつつも「イスラエルが国民と領土を守る権利を認める」と強調していて、安保理としての足並みはそろっていません。