英 異なるコロナワクチン接種で副反応のリスク増[2021/05/14 06:12]

 各国で接種が進むファイザーとアストラゼネカの新型コロナワクチンについて、1回目と2回目で異なる種類を接種した場合、副反応のリスクが高まることが分かりました。

 イギリスのオックスフォード大学は、50代と60代の461人を対象に1回目と2回目で異なる種類のワクチンを接種する実験を実施し、初期段階の結果を12日に公表しました。

 接種後に発熱の症状が出た人の割合は、ファイザー製の後にアストラゼネカ製を投与した場合は41%で、その逆は34%でした。

 一方で、2回ともアストラゼネカ製の場合は10%、ファイザー製の場合は21%にとどまり、異なる種類を投与した方が副反応のリスクが高くなりました。

 ただ、重篤な症状は出なかったということです。

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