感染拡大深刻インドに日本政府が追加支援[2021/05/14 23:55]

 新型コロナウイルスの感染拡大が深刻なインドに対し、日本政府は人工呼吸器など追加で支援することを決定しました。

 インドの保健当局は14日、新たに確認された新型コロナウイルスの感染者は34万3144人、死者は4000人だったと発表しました。

 累計の感染者は2400万人を超え、医療体制の逼迫(ひっぱく)した状況が続いています。

 こうした状況を受けて日本政府は14日、インドに対して人工呼吸器と酸素濃縮器それぞれ500台を追加で支援することを決めました。

 政府はこれまでに人工呼吸器と酸素濃縮器300台ずつの支援を表明していて、一部はすでに現地に届けられ、インド国内の医療機関で使用されているということです。

 また、日本人が帰国前にPCR検査をスムーズに受けられないケースが見られたことから、現地日系企業の商工会が政府の支援で17日から帰国予定の日本人専用の検査施設を首都ニューデリー近郊に設置する予定です。

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