「東京五輪は自殺行為」楽天・三木谷会長が政府批判[2021/05/15 12:00]

 楽天の三木谷浩史会長がアメリカのCNNのインタビューに応じました。「東京オリンピックの開催は自殺行為だ」と日本政府を批判し、「中止するべきだ」と訴えました。

 CNN、セリーナ・ワン記者:「あなたのようなビジネスリーダーを含め、国民の反対にもかかわらず、なぜ日本政府は五輪開催を推し進めようとしているのですか?」

 楽天・三木谷浩史会長兼社長:「率直に言って私には分かりません。(今年の五輪開催は)自殺行為でやめるべきだと思っています。その様に政府関係者らに説得を試みていますが、今のところ実を結んでいません」

 楽天の三木谷会長は14日、CNNのインタビューで「日本がワクチンの接種で後れを取っている」としたうえで、「世界中から人が集まる大きな国際大会を開催するのは非常に危険だ」と訴えました。

 日本政府の新型コロナ対応については「10点満点中、2点だ」と厳しく批判しています。

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