北京五輪のボイコット呼びかけ 米議会の公聴会前に[2021/05/18 07:11]
アメリカ議会で北京オリンピックと中国の人権問題に関する公聴会が行われる前に、ウイグル族や香港の住民を支援する団体が来年の北京オリンピックのボイコットを呼び掛けました。
ウイグル族、チベット族、香港の住民を支援する団体が連名で17日、北京オリンピックのボイコットを呼び掛ける声明を発表しました。
声明は「北京オリンピックに参加することは中国政府が行うジェノサイドや全体主義的な抑圧政策を正当化することに等しい」としています。
また、IOC(国際オリンピック委員会)とは面会を繰り返したものの、「人の命より利益を選んだ」と批判しています。
アメリカ議会では18日、北京オリンピックと中国の人権問題に関する合同公聴会が開かれます。