米大統領 イスラエル首相に「大幅な緊張緩和」要求[2021/05/20 01:34]

 アメリカのバイデン大統領は、イスラエルのネタニヤフ首相と4回目の電話会談を行い、パレスチナ側との「停戦」に向け大幅な緊張緩和を求めました。

 ホワイトハウスによりますと、バイデン大統領は19日の電話会談でネタニヤフ首相に対し、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム原理主義組織「ハマス」との停戦に向け「大幅な緊張緩和を期待している」と伝えたということです。

 この声明についてCNNは、限定された場でイスラエル側に圧力を掛けていたこれまでの電話会談と比べ、「潮目が変わったように見える」として「バイデン大統領が付き合いの長いネタニヤフ首相に対し、しびれを切らしているサインだ」と報じ、両者の関係も厳しい試練に直面していると指摘しています。

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