韓国で接種の予約低調 アストラ製の副反応に懸念か[2021/05/20 17:56]

 韓国では新型コロナワクチンの接種の予約が伸び悩んでいます。アストラゼネカ製のワクチンの副反応に対する懸念が背景にあるとみられています。

 韓国では現在、60歳以上を対象にワクチン接種の予約を受け付けていますが、20日現在で予約を終えた人は接種対象者の半分ほどと低調です。

 主力となっているアストラゼネカ社製ワクチンに対する血栓などの副反応への不安が要因とみられます。

 韓国政府は来月末までに対象者の8割が1度目の接種を終えることを目標としていますが、達成は困難だとの見方も出ています。

 政府は接種の意義を繰り返し強調するとともに自治体職員による戸別訪問などの広報活動をさらに強化する方針です。

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