米 ワクチン接種推進で…出会い系アプリと提携[2021/05/22 17:30]

 アメリカ政府は若者のワクチン接種を進める目的で、マッチングアプリ各社と提携し、接種を完了した人が有料のコンテンツを利用できる特典を与えると発表しました。

 ホワイトハウスは21日、ティンダーやバンブルなど出会いを目的としたアプリの運営会社と連携し、若者のワクチン接種を推進すると発表しました。

 ワクチンの接種を完了した人は、本来は有料の「目立つ表示」の優遇や気になる相手へのお知らせ機能などが無料で利用できます。

 また、アプリには相手が接種を済ませたかどうかの項目が追加され、接種の有無で相手を選ぶことができるということです。

 ホワイトハウスは、こうしたアプリを通してもワクチンの接種方法や、近くの接種会場などの情報を知るきっかけになると説明しています。

 アメリカの成人のワクチン接種率は現在、60.5%ですが、バイデン大統領は7月4日の独立記念日までに成人の接種率を70%まで押し上げることを目指しています。

こちらも読まれています