「毒薬を飲んだ」米韓首脳会談を中国メディア批判[2021/05/24 15:38]

 米韓首脳会談の共同声明に「台湾海峡」の文言が盛り込まれたことに対し、中国メディアは「韓国は毒薬を飲んだ」などと批判的に伝えています。

 21日に開催されたバイデン大統領と文在寅(ムン・ジェイン)大統領の初めての会談では、共同声明で「台湾海峡の平和と安定を守る重要性を強調する」としました。

 これについて中国国営テレビは、「アメリカは戦車に韓国を縛り付け、台湾問題に関与しようとしている」との専門家の声を伝えました。

 また、中国共産党系の「環球時報」は社説で、「台湾のような中国の核心的利益の問題でアメリカに同調するのは韓国の利益にならない」と牽制(けんせい)し、「韓国はアメリカに脅され毒薬を飲んだようなものだ」と批判しました。

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