武漢研究所職員の通院報道 中国はコロナと関連否定[2021/05/24 21:33]

 中国・武漢のウイルス研究所職員が2019年の秋に病院で治療を受けていたとの報道について、中国政府は新型コロナウイルスとの関連を否定しました。

 ウォール・ストリート・ジャーナルは今月23日、武漢のウイルス研究所に勤務する3人の研究員が2019年11月に体調不良を訴え、病院で治療を受けていたと報じました。

 アメリカの情報機関の報告書で明らかになったとしていて、記事では「研究所からの新型コロナ流出説についてより詳細な調査を求める声が高まる可能性がある」と指摘しています。

 この報道に対し、中国外務省は今月24日の会見で「全く事実と異なる」と反発しました。

 さらに中国外務省の報道官は「2019年の12月30日以前に研究所が新型コロナウイルスに接したことはない」と述べ、研究所内で感染が広がったとの見方を否定しました。

▲このニュースはテレビ朝日が開発した「AIxCGアナウンサー 花里ゆいな」がお届けしています。

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