ベラルーシの記者拘束 中国外務省は批判避ける[2021/05/25 20:09]

 ベラルーシ当局が旅客機を強制着陸させて反体制派の記者を拘束したことについて、中国外務省は「事態のエスカレートを避けるべきだ」と述べるにとどめました。

 ベラルーシ当局は23日、隣国のリトアニアに向かっていた航空機を強制着陸させ、リトアニアに亡命していた反体制派の記者を拘束しました。

 これについて、中国外務省は25日の会見で「報道を把握しているが事実関係がはっきりしていない」との見解を示しました。

 そのうえで「真実が明らかになるまで抑制さを保ち、事態のエスカレートを避けるべきだ」と述べるにとどめました。

 EU(ヨーロッパ連合)がベラルーシの航空機に対してEU上空の飛行を禁止するなど制裁を強めるなか、中国政府は批判を避けた形です。

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